ストレスチェックコラム
ストレスチェック導入のマニュアルをつくろう
2017/10/6
平成27年12月からストレスチェック制度がはじまりました。
ストレスチェックとは、労働者の健康状態を定期的に診断、通知することです。
構成労働省から、ストレスチェック導入のマニュアルも公表され、ストレスチェックの対応が求められています。
まだ導入されていない企業や人事、総務担当の方に知ってほしい、ストレスチェック開始までの流れをご紹介します。
ストレスチェック全体の流れを知る
ストレスチェックを行う際は、制度に沿って対応をはじめることを会社全体に通知しましょう。
これは、企業としてストレス対策を強化したい意向を全社員に認識、理解を促すためです。
具体的な実施内容や方法は、企業ごとに設置する衛生委員会の話し合いで決定します。
話し合いをする場合、大きく分けて以下の5点を順番に決めていきましょう。
上記は大まかな内容です。実際にマニュアルを作成するには、さらに内容を明確化する必要があります。
厚生労働省が提供している、「>>ストレスチェック制度導入マニュアル」を参考にするのもおすすめです。
決定した事項は社内規定として書面に残し、必要なシーンですぐに見直せるように準備しておきましょう。
ストレスチェック制度に沿った取組みの担当者を把握しよう
ストレスチェックを導入する上で、必ず誰かが主導になって計画を作る必要があります。
最低限求められている実施体制を理解しておきましょう。
このように、医療機関や事務担当者などあらゆる関係者が関わることで、法律にしたがった運用ができます。
ストレスチェックを導入する際には、実施体制を整えるための期間を十分に確保するようにしましょう。
ASPツールの利用がおすすめ
ストレスチェック制度の導入は、法令の理解や担当者の選定、マニュアル作りなどさまざまです。
このすべてを抜け目なく行うのは、非常に大変であり、時間がかかってしまうことが現状です。
せっかく制度を整えても、法令にしたがった運用体制ができていなければ、法的な意味をなしません。
各作業に分けて業者に依頼するとコストもかさみ、運用の負担も大きくなります。
マニュアルに沿った企画段階から検討したいと考える方は、専用業者のASPツールがおすすめです。
外部機関への委託や検討事項を一本化まで代行してくれます。
ASPツール提供業者のサポートがあれば、法令に沿った運用体制がすぐに整います。
ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ストレスチェックは、平成26年6月25日に公布された労働安全衛生法の一部を改正する法律により、ストレスチェックと面接指導の実施等を義務づける制度が創設されました。
こころの保健室は、ストレスチェック機能を兼ね備えたメンタルヘルスに特化した自社専用の保健室を、インターネット上に開設できるASPサービスです。
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