ストレスチェックコラム
ストレスチェックを個人スマホのアプリで受けるのはOKorNG?
2018/10/12
50人以上の労働者がいる事業場では、ストレスチェックを行うことが義務付けられていますが、今ではストレスチェックを個人のスマホで行うことも可能になっています。
簡単にストレスチェックを行える方法として人気となっていますが、結果の通知も個人スマホのアプリで行っても問題ないのでしょうか。
今回は、ストレスチェックを個人スマホで受けても問題ないのか、詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
ストレスチェックアプリの仕組み
ストレスチェックアプリは種類によってやり方は様々です。基本的には厚生労働省のマニュアルにある質問票をベースにした質問を個人のスマホで回答していく内容になっています。
個人のスマホからアプリをダウンロードして、事業場が定めた期限内にストレスチェックを行うので、誰かに合わせて回答するのではなく、自分のペースで回答することができるのが、ストレスチェックアプリの特徴です。
社内外を問わずにストレスチェックを行うことができるため、受験率が高くなり、労働者の意識も高まることから実施している企業も年々増加傾向にあります。
厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム
「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」とは、厚生労働省が無料で配布しているプログラムのことで、事業場で簡単に導入できるツールとして重宝されています。簡単に導入でき、実施が可能なので、ストレスチェックの受験や結果の通知として活用されているのが特徴です。
このように厚生労働省もツールの活用を推奨していることから、ストレスチェックをアプリで行うことは受験率を増やすためにも効果が期待できる方法として利用することができるでしょう。
しかし、この厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムも、そのまま使用できる訳ではなく、自分の職場の就業規則に合わせてカスタマイズすることが要求されます。
また労働者に向けて使用方法も担当者が周知する必用があるため、全体に伝える労力がかかってしまう可能性が高いでしょう。
外部業者を利用することで負担を軽減
個人スマホでストレスチェックを行うようにするのであれば、外部業者に管理や運営を依頼した方が効率がよく、事業場の負担を軽くすることができます。
外部業者が行っているアプリを利用するのであれば、初めから枠組みがしっかりしているため、労働者への通知や全体にやり方を伝える方法も熟知しているので、運用に困ることはないでしょう。
「こころの保健室」であればストレスチェックから職場改善まで一括管理
ストレスチェック義務化対応ASPサービスである「こころの保健室」であれば、厚生労働省の質問票を基に作成された独自の質問票で、ストレスチェックを行えるだけでなく、進捗管理から未受験者に向けての勧奨メールの送付まで行ってくれるので、事業場の負担が大きく軽減されることに繋がります。
また厚生労働省の基準を基に高ストレス者を選出し、一覧で状況を確認できるのも大きなメリットです。医師面接などの実施に関する通知も行ってくれるため、気軽なカウンセリングが実現されています。
事業場のストレスチェックの負荷を軽くしたいのであれば、一度「こころの保健室」を導入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
厚生労働省からも個人スマホでアプリを通してストレスチェックを行うことが推奨されているため、アプリを導入することは事業場からしても大きなメリットといえるでしょう。
しかし、管理を行う上では一からアプリを事業場の就業規則に合わせてカスタマイズするのは骨が折れます。そんな時は外部業者に運用を委託するようにしましょう。
「こころの保健室」であれば、ストレスチェックから職場改善まで一括して管理してくれるので、事業場としての負担が軽くなることに繋がります。
ぜひ一度運用してみて、ストレスチェックをもっと楽に運用できるようにしてみましょう。
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