ストレスチェックコラム
ストレスチェックはセルフでもできる!?~ストレスセルフチェックをご紹介~
2018/03/02
ストレスチェックは、企業に義務付けられています。
しかし、ストレスの度合いは、セルフチェックでもわかる範囲があります。
セルフチェックは簡単にできるものなのでしょうか。
e-ラーニングでストレスチェックを学ぼう
e-ラーニングとは、厚生労働省が提供しているストレスチェック・セルフケアの理解を深めるものです。
企業のストレスチェックを受検する前に、e-ラーニングを受けることが推奨されています。
また、厚生労働省より、ストレスチェックに関するクイズ・セルフケアも提供されています。
たとえば、企業でストレスチェックを実施した後に、締めくくりとしてセルフケアに取り組んでもらうのも良いでしょう。
ストレスチェックの結果によって、自身でストレス対処ができると判断された人については、e-ラーニングで学んでもらうのも有効です。
e-ラーニングの目的は以下の5つです。
①普段とのちがいに気付くきっかけをつくる
②ストレスとは何かを知る
③ストレスとつきあう方法を知る
④企業のメンタルヘルスの重要性を知る
⑤国がメンタルヘルスケアを推進している理由を学ぶ
企業でのストレスチェックの受検率を上げるためにも、ぜひe-ラーニングの受講を推奨してみましょう。
5分でできるストレスのセルフチェック
厚生労働省が提供している「こころの耳」では、労働者のメンタルヘルスケアを目的としています。
このサイトに掲載されているストレスのセルフチェックがおすすめです。
このセルフチェックは、企業に義務付けられているストレスチェックよりも、簡単に行なえます。
セルフケアも取り入れられているので、自身のストレス度合いを理解しながらケアもできます。
>>e-ラーニングで学ぶ「15分でわかるセルフケア」では、ストレスチェック・セルフケアの重要性を学びますが、
同じページにある>>クイズ・セルフケアでは、クイズ形式でさらに理解度を深めることができます。
職場のストレスセルフチェックでは、3分のものと5分のものが用意されています。
どちらも短時間でストレスチェックができるので、忙しい方にも気軽に取り組めます。
パソコン上で質問に対する選択肢を選ぶだけなので手間もかかりません。
ストレスセルフチェックで分析できる範囲とは?
数分でできるストレスセルフチェックは、通常のストレスチェックに比べてさらに気軽に取り組めます。
ストレスセルフチェックは、簡易的なものですが、通常のストレスチェックと同様の分析結果です。
職場のストレスセルフチェックでは、
ストレスの原因因子・ストレスによる心身反応・ストレス反応への影響因子
の3つに分けて診断されます。
出典:厚生労働省「こころの耳」-5分でできる職場のストレスセルフチェック
現在のストレス状況やストレスの原因となりうる因子も提示してくれます。
診断結果に合わせたコメントの表示もあり、解決策を提示してくれるのでセルフケアのきっかけになります。
まとめ
ストレスチェックは、平成26年6月25日に公布された労働安全衛生法の一部を改正する法律により、ストレスチェックと面接指導の実施等を義務づける制度が創設されました。
こころの保健室は、ストレスチェック機能を兼ね備えたメンタルヘルスに特化した自社専用の保健室を、インターネット上に開設できるASPサービスです。
厚生労働省の指針や法令にそった取り組みに必要な仕組みを、簡単かつ体系的に創り上げることができます。メンタルヘルス対策に必要な多彩な機能を備えており、細部にわたるカスタマイズで、限りなく企業様に最適な保健室を創り出すことができます。
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