ストレスチェックコラム
ストレスチェックの導入に準備期間はどれくらい必要?
2017/10/9
平成26年にストレスチェック制度が義務化になりました。
ストレスチェックを導入するにあたり、運用開始までどのくらいの時間が必要なのでしょうか。
具体的な期間やスケジュールの進め方についてご紹介していきます。
ストレスチェックは運用開始まで半年程度はかかる
ストレスチェックの導入を決めてから運用開始までには、5~6ヶ月程度を見積もっておくと良いでしょう。
6ヶ月前からストレスチェックの導入をはじめた場合の例と、必要な作業を紹介します。
専門業者にスケジュールを相談する
ストレスチェックの準備は、一定の時間をかけて行うものです。
最初の企画に不備があると、全体に遅れが生じ、労力とコストがかさむ原因になります。
まずは厚生労働省の出しているマニュアルを参考に、実施の検討をしてみましょう。
>>出典:厚生労働省「ストレスチェック制度 導入マニュアル」
社内だけでは対応が厳しいと感じた場合は、専門業者に相談するのもおすすめです。
さまざまな分野に特化した専門業者がたくさんあります。
ストレスチェックの導入をサポートしてくれるコンサルタント、チェックツール開設の代行業者などが存在します。
オンラインでのストレスチェックを検討している場合は、システム設備が必要です。
ASP業者に依頼すれば、代行をしてくれるので安心です。
業者に依頼する際、疑問点や不安に思うことがあれば、あわせて伝えておきましょう。
準備マニュアルや、運用開始までの進め方などの資料がもらえます。
ストレスチェック制度の運用までの準備期間は、利用するシステムや仕組みによって変わります。
準備期間については、個別に相談することをおすすめします。
疑問に思う点があれば、迷わず問い合わせをしてみましょう。
余裕を持ったスケジュール作りが重要
ストレスチェックとは、企業が従業員の精神の配慮を行うためのものです。
きちんと従業員のストレスチェックができるように、サポート体制を整える必要があります。
制度をうまく利用するためにも、スケジュールは余裕をもって設定しましょう。
関係者全体が同じ目標に向けて活動するためには、意見交換の時間もスケジュールに組むことが大切です。
そうすることで、関係者全体が認識を共有し、方向性を合わせることができます。
スケジュールや、計画を立てるにあたり、ストレスチェック後の企業の対応も考えておくことをおすすめします。
たとえば、チェック後に環境改善の取組みについて、事前に考えておけば、より効果を活かすことができます。
労働環境の改善コンサルティングをしている業者もあるので、検討してみましょう。
ストレスチェックは導入にあたり、一定のコストがかかります。
しかし、生産性の向上や人材の安定など、企業の利益につながるメリットがたくさんあります。
まとめ
ストレスチェックは、平成26年6月25日に公布された労働安全衛生法の一部を改正する法律により、ストレスチェックと面接指導の実施等を義務づける制度が創設されました。
こころの保健室は、ストレスチェック機能を兼ね備えたメンタルヘルスに特化した自社専用の保健室を、インターネット上に開設できるASPサービスです。
厚生労働省の指針や法令にそった取り組みに必要な仕組みを、簡単かつ体系的に創り上げることができます。メンタルヘルス対策に必要な多彩な機能を備えており、細部にわたるカスタマイズで、限りなく企業様に最適な保健室を創り出すことができます。
新着コラム
2018/10/12 日本の企業から海外勤務地で働いている場合ストレスチェック制度の対象者になるのか?
2018/10/12 地方拠点にストレスチェックをサポートできる専門スタッフが足りない場合の解決策
2018/10/12 取締役は対象者になるのか?取締役のストレスチェック義務について
2018/10/12 簡易版のストレスチェックでも厚生労働省の規定を満たしているのか?
2018/10/12 セルフのストレスチェック!携帯電話で簡単にできるストレスチェックとは?
2018/10/12 ストレスチェック制度を交えた衛生委員会が決めるべき審議事項のテーマ